2013.04.05
ミレニアム開発目標達成期限まで後1000日
2013年4月5日をもって、MDGs、ミレニアム開発目標の掲げる2015年という達成期限までに残された猶予は1000日となりました。
2000年に設定されたこの目標はその後15年間にわたる世界の開発政策の方向性を定め、それに沿った取り組みが一丸となって行われてきました。
もちろん多くの国、地域で改善が見られ、一部のターゲットは既に達成された、もしくは2015年までに達成される見通しのある国もあります。
しかしアフリカに焦点をあてて見ると、雇用状況の改善は限られ、特に南部アフリカのHIV/AIDSの感染状況は厳しく、また初等教育を受けていない児童の半数以上がアフリカにいるなどMDGsの達成は困難な状況で、多くの国が現在も拡大する格差に直面しています。
さて、MDGsに続く2015年以降の開発アジェンダに目を向けると、現在様々なレベルで議論が行われています。
そこで重要になるのは、その策定過程におけるユースの参画です。
将来の社会を担う世代として、政策決定における一アクターとしてのユースの参画は、今後の新たな目標を達成するための過程を考えると、軽視されるべきものではありません。
ユースの参画の重要性は昨今国際社会で唱えられているところではありますが、それがどう実践されるのかは注目すべき部分です。
2013年、MDGsの達成期限まであと2年余りという時期に開催されるTICAD Vは、MDGsという世界共通の目標に向けた取り組みの加速化に重要な役割を果たすことが求められると共に、ユースの意見を十分に取り入れた開発政策決定の場としてモデルケースとなりうる可能性も持っています。
日本政府の積極的な姿勢が期待されます。
TICAD Ⅴ 学生プロジェクト
2000年に設定されたこの目標はその後15年間にわたる世界の開発政策の方向性を定め、それに沿った取り組みが一丸となって行われてきました。
もちろん多くの国、地域で改善が見られ、一部のターゲットは既に達成された、もしくは2015年までに達成される見通しのある国もあります。
しかしアフリカに焦点をあてて見ると、雇用状況の改善は限られ、特に南部アフリカのHIV/AIDSの感染状況は厳しく、また初等教育を受けていない児童の半数以上がアフリカにいるなどMDGsの達成は困難な状況で、多くの国が現在も拡大する格差に直面しています。
さて、MDGsに続く2015年以降の開発アジェンダに目を向けると、現在様々なレベルで議論が行われています。
そこで重要になるのは、その策定過程におけるユースの参画です。
将来の社会を担う世代として、政策決定における一アクターとしてのユースの参画は、今後の新たな目標を達成するための過程を考えると、軽視されるべきものではありません。
ユースの参画の重要性は昨今国際社会で唱えられているところではありますが、それがどう実践されるのかは注目すべき部分です。
2013年、MDGsの達成期限まであと2年余りという時期に開催されるTICAD Vは、MDGsという世界共通の目標に向けた取り組みの加速化に重要な役割を果たすことが求められると共に、ユースの意見を十分に取り入れた開発政策決定の場としてモデルケースとなりうる可能性も持っています。
日本政府の積極的な姿勢が期待されます。
TICAD Ⅴ 学生プロジェクト